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2nd Season
滅茶苦茶に、された、夜。

エロシーンを組み込もうかな、と書き始めたのですが、予想以上にノリノリになってしまったアズナツのおかげで(え。)、中編にも後編にも入らない長さになってしまいました(笑!)

おまけエピソードとしてお楽しみ下さい。

あ、エロですので……苦手な方はスルーして下さい。


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「こんな、格好………、」

目に、涙が滲んだ。

「やだ…ぁ。」

声まで情けなく裏返った。

自分の身体は、意識や羞恥に関係無くアズマ君に対してとっても従順になってしまっている。

「ヤダってゆう身体かよ、これが。」

意地悪そうな顔のアズマ君が、俺を見下ろす。

仰向けで転がされて腰を持ち上げられ、顔の前に自分の膝を折り曲げられて身体が丸まったと思ったら脚を開かされて。

俺が恥ずかしがったりするのを、アズマ君は楽しんでるみたいだ。

アズマ君の目がどこを見てるのか、その先に何があるのか、良く分かる。

もうすぐ、その…アズマ君が自分で舐めた指が、意地悪な指が、

「……あ、……ぁっ、」

すっかりその気になってしまった身体の中へと入り込む。

「何か、柔らかいぞ?1人でしてたんじゃねぇか?」

「してないよ。」

「本当か?」

その指が、ぐいぐいと奥へと……。

引き攣るような痛みに、つい顔を顰めてしまう。

「……お風呂で、中まで…洗った、けど。」

「ほら、自分で弄ってるじゃねぇか。」

「でも…っ、そんな、あ……っ、奥までは……、あぁ、ぁっ!」

中へと挿入された指を曲げられて、体内を愛撫される。

「物足りなさそうだな。」

そう言ったアズマ君の言葉で、自分のソコがアズマ君の指を咥え込んだまま痙攣をしてるのだと想像した。

指を抜かれて、捻じ込まれた2本の指がソコを開くように動き、ローションを垂らされる。

その冷たさと指の動きに思わず下半身が強張った。

天井へと向いた俺の恥ずかしい部分は、アズマ君の目の前できっとはしたなく性器へと変化していってるんだと思い知らされる。

俺の背中の下にアズマ君の折り曲げた膝が入り込み、無防備にもソコを晒してアズマ君の脚に乗った形になって……、無意識に自分の膝を自分で抱える。

「や、だ……、早く…っ、」

「はいはい。」

恥ずかしい。何もされずに、ただソコを見られるのが一番恥ずかしい。

もっとぐちゃぐちゃにされて、俺の意識ももう蕩けてしまった頃なら、そんな事気にならないのに。

熱が高まり始めたまだまだこれからの自分の身体は、ちゃんとアズマ君を興奮させる事が出来てエッチな気分になって貰えるのかとかいう不安で、余計に羞恥心を煽られてる。

「……知ってるか?」

指が、2本……入り込む。

その指がまたソコを左右に広げる。

中を覗かれると脳が確信したと同時に、首を振った。

「やだ、やだ……っ!」

3本目の指が差し込まれた。

「んっ!」

ぐちゅ…、と近くで音が聞こえる。

だって腰を持ち上げられて、すぐ顔の上にあるソコを弄られてるんだ。

「指、入れるだろ?」

「あ、あ……っ、や、あんっ、」

俺の喘ぎなんか気にしないと言った動きで指を音を立てて出し入れして話を続ける。

ぐちゅっ、

「あぁん!」

ソコを広げてた指ごと、俺の中から出て行った。両手の親指が、孔の端を押さえるように添えられる。

「……いや、やだっ!」

恥ずかしい。

どうなってるのか、今度は想像がついた。

「見ないで、やだぁ!」

そう声を上げたと同時に顔が熱くなった。

「ゆっくり、穴が閉じてくんだぜ?」

恥ずかし過ぎて、涙が目に溢れる。情けないと思う意識はとっくに薄れてる。

「凄ぇ、エロい色してるし。」

今度は、両方の親指が入り込む。強引で乱暴な動きに俺の身体が大袈裟に反応する。

「チン○、勃ってるぞ。」

知ってるよ、そんな事。

グチグチ、と太い親指が浅い部分を広げたり粘膜を擦ったり。

「俺、お前のアナルも可愛く見えてきた。いよいよだなぁ。」

フハハ、と笑ったアズマ君の親指が付け根まで押し込まれる。

「や……っ!」

「あ、お前……今軽くイっただろ。この野郎。」

ビクビクと膝が揺れた。

甘い痺れに似た衝撃が全身に走った。

「だ、…ってぇ、」

息が乱れる。身体が言う事をきかなくなりだした。

腰が重いし、何度も勝手に揺れる。孔がアズマ君の指をぎゅうぎゅうと締め付ける感触はダイレクトに感じるのに、その制御は出来ない。

性器が、射精したいのだと訴えてる。

あぁ、……早く、

「入れて……っ、」

「まだダメだ。」

「やだぁ、お願い……!」

切なくて、胸が苦しい。目が熱くて涙が止まらない。

「じゃぁ、自分でココ広げとけ。」

片方の親指が抜かれて、自分の膝を抱えた手を掴まれる。

自分で自分のソコを指で広げておけと、言ってるのか。そう理解したけれど、

「出来な………、あっ!」

入り込んでたもう片方の指も抜かれてしまい、中途半端に高められた身体が、暴れそうだ。

アズマ君の脚に背中を乗せたまま、開かされて折り曲げた脚の間に手を伸ばす。

ローションでぬるぬるする自分のソコに指を添える。

どれだけ、俺を恥ずかしい目に遭わせたら気が済むんだろう。

「んっ、」

唇を噛み、目を瞑る。指を……入れる。

自分のソコをこんな風にするのは、初めてじゃない。

自らの指で気持ち良くなっちゃった事もあるし、……中出しされたアズマ君の精液を自分で出した事もある。

「あ、……は、ぁ…っ、」

アズマ君とのセックスで、自分がどれだけ浅ましくなっていくのか、考えると怖い。

それでも、止められない。

何にも、変えられない2人だけの秘め事。

「……あ、ぁ…早く、」

「突っ込んで欲しいのか?」

「うん、……お願…っ、」

「どうやって、イキたい?」

俺が上手におねだりできたら、……俺の望むよりも、それ以上に気持ち良くしてくれる。

でも、今日は…そうゆうのじゃなくて、

「………後ろから、」

「ん?」

「……滅茶苦茶に、して。」

身体が、ベッドの上で力任せに転がされて、

「自分でケツ上げろ。」

無意識に、唾を飲んで喉が鳴る。

膝をついて、脚を開いて、顔をシーツに押し付けて、

アズマ君の手が、俺の片方の尻の肉を強く掴んで、

「ひゃ、……あ、ぁああっ!」

待っていた、全身が痺れて震える程の刺激に、声を上げた。

「動くぞ。」

低く、一応告げられた言葉に返事なんか出来る訳もなくて。

言ったアズマ君も、ただその動きに膝や腰が崩れないように堪えろって、覚悟しろってゆう宣言のつもりで。

ズチュ、グチュ、

「凄ぇ、グッチャグチャ……。」

楽しそうに、俺をからかう声が耳に届いて、肩にチクって痛みが走る。

噛み、付かれた?

「……グチャグチャと、滅茶苦茶、って、……似てるな……、」

動きながら話し掛けられる言葉に、返事なんか出来なくて、それでも言葉を聞こうと意識がそっちへと行く度に、気が逸れて。

身体の中を渦巻く熱と、その動きの波が、合わない。

もどかしい。

そう思った次の瞬間、動きが緩やかになって背中から抱き締められて。

「……夏希。」

手が、俺の鼓動を確かめるみたいに心臓の上に合わされて。

「ん……、」

激しく孔を擦られてる訳でもないのに、身体はだんだんと溶けるように熱くなる。

身体を揺すられながら、手を股間へと回されて、扱かれて、……容易くイカされて。

それからは……、身体中の俺の感じる所ばかりを執拗に弄られて、泣きながら必死でアズマ君の名前を呼んだ。

仰向けにされて脚を抱えられて、脹脛にアズマ君が口を付けた時に、また、チクってした。

残された赤い痕を見て、された行為を理解する。

何でかなんて分からないけど、嬉しくて、もっとしてって、せがんだ。



その痕跡を、翌朝になって鏡で見た時は「ぅわっ!」って声を上げてしまったけど、全部服で隠れる場所にしか施されていないのに気付いたら、笑えてきた。






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あきゅろす。
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