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新月を追って

 シャツのはだけたところから手を入れ、敦志の胸の突起に触れる。ビクッとなりながら敦志は小さく呟いた

「松島さんは違うと思ったのに…」
「違う?誰と?」
「……笹山さんたちと」
「たぶんあまり違わないよ、ただ俺は気に入ったものは他人と共有したくないだけ」

 松島はそう言うと敦志の両手首を掴みひとつにまとめるとなんとか松島の手から両手を解こうと、もがく敦志をものともせず片手でブレザーのポケットから銀色に光るものを取り出した。あっという間にガチャリッと両手を手錠で拘束されてしまう敦志  

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あきゅろす。
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