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新月を追って

「なんか、嫌がられると余計見たくなる」
「おねが…」

 相変わらず、面白いものを見る目で見ながらペットボトルを傾ける松島。笹山が有無を言わさずジャージを下着ごと引き摺り下ろした。露わになった陰茎はてらてらと透明の液に濡れ、天井を向こうとしていた。
もはや遮るものもなく無駄な努力ではあったが羞恥に敦志は足を閉じようとした

「あーぁ隠さないでよ」
「…扱いて欲しいだろ?」

 笹山に無理に大きく足を開かされ、そう尋ねられるが敦志は顔を背けるのが精一杯だった

「遠慮しなくていいぜ」

 応えを得られないのを知った笹山は敦志を待たずに行為を続けることにした。触れられることを待ちわびているかのような陰茎を握り込み少し、手荒に上下に扱き始める

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