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片恋(のようで。)
さんぺじめ。
そこには学ランを着た細身の少年がたっていた。
(少年といったらおかしいくらいに艶やかで色気がでているけど…)

「ふぅん。呼び捨てとはいい度胸だね。」

あわゎわ…っ
雲雀がっあたしの目の前にいるよぉーっ!!!

あたしは驚きすぎてそのまま硬直している。

どぉしよっ」」」
なんか答えなきゃっ!
とりあえずあやまろう!!

「すみませんっ!ひっばり…さんっ!!」

うぁあっ
Σかんじゃったよ
ひっばりってなったしっ」」

せっかく雲雀がこんなに近くに居るっていうのに、焦ってしっかり見ることが出来ない

「君達、僕の話をしてたみたいだね。」

雲雀は腕をくんで少し上目線でいう。

「Σうっ… は…はい…」

ここは素直に答えておこう。

「君達草食動物が僕に何のようなんだい?」

「君達には僕の事について話す理由がないよ。」

あぁああっΣヤバいよぉっ
雲雀怒ってるって!!!

「えと…っ」

あぁどおしよ
理由?りゆう?リユウ?
えぇええっ!?
やべー冷や汗かきそぉι
てかかいてるしっ」」

「う…えと……………
雲雀…さ…んが好き…だか…らで…す??」

……………………え?

…今…あたし…とんでもない事言った気が…。

えぇ!!!!!!???????
ちょっ!何言ってんだぁっ
あたし!!!

「ふぅん。まぁどうでもいいや。」

雲雀は興味なさそうに答えた。
ワォ…
人が流れとはいえコクったのになぁ…
オイオ−イ!!
あたしの頭はパニくってて意味が分からない。

ふと雲雀を見ると迷惑そうな顔をしてあたしを見下げるように立っている。

あたしの思いなんて迷惑なのかな…
ふいに目頭が熱くなって急いで下をむく。


「君、放課後応接室にきなよ。」





へ?

びっくりして顔をあげる。
「え?応接室で…すか?」

「来ないと咬み殺すからね。」
少し見下げたように笑う雲雀。なんだか満足気だ。


「じゃあね」

そういうと雲雀はスタスタといってしまった。



←★★→
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