君に捧ぐ 6 「…起こされた。」 「ふぅん。それで?逃げなきゃダメって言ったよね?」 「お菓子くr…オーラが悪い人じゃ無かった。」 「「餌付けされたのか。」」 何故バレたし。 というか餌付けって何。 「それだけ?」 なんでこんなに皆は心配性なんだ。 「…あ、生徒会入った。」 「「はぁ!?」」 「え、」 「いくら授業サボれるからって…。」 はぁ、と後ろから溜め息が聞こえる。 首に息がかかりくすぐったくて身を捩る。 というか、なんでサボれる事知ってんの。 というささやかな疑問が顔に出ていた様で 「常識だからね。」 ドヤ顔で律に言われイラッとした。 何その束の間のイケメンtime。 もう来ないからね。 「東吾どうすんのさ。」 「どうするも何も、会長からの指名だしな。」 仕方ないだろ。 と眉間にシワを寄せる東吾。 さっきから東吾のキャラが怖いです。 登場人物紹介ページの性格とは似ても似つかないです。 誰かあのページ書き直して。 「まぁ、生徒会入っとけば良い牽制になるかな。それにしても東吾がそんな簡単に納得するとは思わなかった。」 I think so too. [*前へ][次へ#] [戻る] |