番外編
其の2

ルーファウス:
 金に糸目はつけない。

ユアン:
 誰に使うかは、聞かないことにしておく。

ルーファウス:
 良い決断だ。

ユアン:
 先程の質問の「嫌いなモノ」だが、僕は貴方のような性格が嫌いです。自分の利益の為に他者を蔑ろにする、そのような人物を多く見てきたもので。

ルーファウス:
 わたしをそのような人物と一緒にするな。

ユアン:
 さあ、わかりませんね。

ルーファウス:
 うむむ、やりづらい相手だ。さて最後の質問、趣味は何だ。

ユアン:
 趣味? ふっ! 聞きたいのなら話すが。

ルーファウス:
 何だその、どす黒いオーラは!?

ユアン:
 あることを思い出して。さて、あの子に会いに行きますか。

ルーファウス:
 何が何だかわからないが、おかしなことだけはするな。

ユアン:
 それは、貴方にも言えますよ。

ルーファウス:
 それは、わからない。

ユアン:
 さあ、どうでしょう。

 ユアンのどす黒いオーラにより、強制終了。


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あきゅろす。
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