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東方剛古録
・・・
男は歩いていた。
森を歩いていた。
虚ろな目で、闇を歩いた。
男は歩いていた。
廃墟を歩いていた。
無心で、無を歩いた。
誰にも見とがめられず、
ただただ歩き続ける。
ただただ何もない。
ただただ――
―「あなたの罪はどうするの?」
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