色とりどりの光と影
8 笠松side
こいつはオレがいると分かって
走って帰ってきたらしく
汗だくだった。
オレが絶不調だった理由にも
気づいたらしく、ご機嫌だ。
「可愛いッスね、センパイ。」
そう言って頬にキ、…キス…をしてきた。
「ちょ、ちょっと待て、お前まさか…///」
「何考えてるんスか、センパイ?
顔真っ赤ッスよ?オレはそんなつもりなかったのに。…期待に応えてあげるッス♪」
「…っぁ…。」
「風呂場って声が響くからいいッスよね。」
「うるさ、っんぅ…!」
黄瀬が「でもその前に、汗流したいッス」と言うから安心していたら、
腕を捕まれて脱衣場に連れて行かれ
オレも抵抗も虚しく、さっさと脱がされ
一緒に風呂に入れられてしまった。
100歩譲って、それだけならいい。
まぁ、そんなわけにはいかず…
「他のこと考える余裕があるなら
大丈夫ッスね」
「え、…っぁん…!!」
「エロい声…。」
オレの中のモノが
また大きくなった気がした。
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