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色とりどりの光と影
15 氷室side

あれから俺がご飯を作っていると
アツシが、手伝ってくれて
何だか新婚のようだと1人幸せを感じた。

そしてアツシを先に風呂に入れて
俺は食器の後始末。

「あー、気持ちよかった。」
「俺が持ってる洋服で1番大きい服を
出しておいたんだけど、どうだい?」
「ちょっと小さいけど大丈夫ー。
あ、室ちん!俺も手伝う!
さっき電話した時、”お世話になるんだから、出来る事は手伝うこと。お嫁に行けなくわるわよ”って!オレ男なのに!」

笑って話すアツシ。
頬が火照っていて髪も濡れていて
何だか色っぽい。
それにしてもアツシのお母さんは…。

「じゃあ、食器を拭いといてくれる?
俺は風呂に入ってくるよ。」
「分かったー。」

早くあがってアツシとイチャつきたい。
アツシはイチャついてるなんて
思ってもないだろうけど。


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