色とりどりの光と影 9 黄瀬side 「…んぅ…、っ!!」 壁に手をつけて喘ぐセンパイ。 ほんと、エロい。 普段とのこのギャップ。 「たまんねえッス。」 でもセンパイは声が響くのが嫌で 唇を噛みしめている。 あー、そんなに力入れて噛んだら 血出ちゃう。 「センパイ声出して?」 そう言って口に指を入れて弄ぶ。 「んぐ?!!…や、やめっ………っあっ、あぁんっ……はぅ、んっ …」 抑えることもできなくなって 溢れ出す声。 自分のそんな声が聞きたくないのか いやいや、と首を振るセンパイ。 それでもオレの指を噛んだりしないのは バスケのことを考えてなのか。 それとも、オレだから? 「あ、ん…明日、…ぅっ、…シバ、く…!」 明日、森山センパイもシバくみたいだけど そもそもセンパイ動けるんスかね? [*前へ][次へ#] [戻る] |