Ss
これも愛なんだ(佐+政)





















「テメェ!何考えてんだよ!」







伊達ちゃんが声を張り上げている。




何って?


ナニだよ。






伊達ちゃんのハスキーボイスは小声の方がクるんだけど

でもまぁ、抵抗する姿が煽状的だから俺様勃っちゃったよ。






「佐助ッ!離せ!」






簡単に床に押し倒されて自由を奪われて屈辱的なのかな?


ギラギラした眼で睨まれたら、余計興奮しちゃうじゃんね。







「やめ………ッ!」






何されるか分からないから怖いのかな?
さらさらな髪を振り乱して抵抗してさ。

シャンプーの香りがそそられるよ。







「痛ッ」







あぁ、ごめんね。
力入れ過ぎちゃったかな?

でも逃げられたら俺様悲しいから我慢してね。







「嫌だ!佐助ッ」







嫌なんて言わないでよ。

そんなこと言われたら、


俺───────









「佐助ぇ…………」






あぁ……………





もっと呼んで


もっと俺を見て


もっと叫んで


もっと憎んで


もっと心に傷を残して



もっともっと酷い事をさせて…………







「大好きだよ」







これが俺の、精一杯の愛情表現。















×××××××××××××××

歪んだ愛の形

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!