戦国
ヤルか殺られるか(*政×幸)
※続いてます
「続きを楽しもうぜぇ…」
竜の笑いは妖艶であり、恐ろしさも感じられた。
グチュ…グチュ…
腰を浮かせ幸村の上から降りると、白い精液が溢れ出した。
「ま、政宗殿っ」
「邪魔なもんは脱げよ」
「あっ!?」
幸村は抵抗ままならぬまま、下半身は一糸纏わぬ姿にされてしまった。
「おら、足広げろよ」
「な、な、何を!?」
政宗は幸村の足の間に入り込み膝頭を叩いた。
「Ah〜?次は俺の番だろ?」
「え!?」
政宗は内股を伝う精液を指に取った。
「こんだけ濡れてれば上等だな……力抜いてろよ」
「え……いっ!?」
幸村は秘めた部分に指が侵入してきて体を強張らせた。
グチッ…クチュッ……
「痛っ……政宗殿…苦し…やめて下され……!」
「幸村……ちゃんと息をしろ……」
「無理でござるよ……こんな…こんな…」
幸村は政宗の腕を掴みながら小さく震え、涙を浮かべて哀願した。
「幸村………ん……」
「は……ぅ………」
政宗は何度も唇を合わせ、首筋や耳たぶにも舌で愛撫をし、幸村の堅さを解こうとした。
その間も指の侵入を進め、2本の指は第二関節まで埋もれていった。
「アッ─────!!」
幸村は突然のことに声を漏らした後、両手で口を覆った。
目は驚きに見開かれているが………
竜にはお見通しだった。
「ここか………」
ニィッと笑みを浮かべた。
「んっ!ふ、うぅん!」
「声出せよ!ここがいいんだろ〜?」
政宗は敏感な部分を引っ掻くように何度も攻める。
その度幸村は体をびくつかせ、足をガクガクさせていた。
「んん!?」
「ぉ………」
前立腺への刺激により幸村は呆気なく達してしまい、自分の腹や政宗の顔を汚した。
「フッ……あんた、最高だぜ!」
チュポッ……
政宗は指と入れ替わりに反り起つ自身を押し入れた。
「ッ────」
初めてに違いない。
あまりの痛みと圧迫感に悲鳴すら出なかった。
潤滑剤の役目になっている精液のおかげで侵入の際に傷をつけることはなかったが、大きさは指とは比較にならない。
ズブズブと腰を進められ、身動き一つ取れなかった。
「狭ぇ………」
「ぅ………ん………」
「………いい加減手ぇどけねぇと俺は優しくしないぜ?」
Ok?
という問い掛けにも幸村は目をぎゅっと閉じたまま応えなかった。
「楽しませてくれよな!」
政宗は顔に飛んだ精液を手の甲で拭い、ぺろり…と舐めてから腰を動かし始めた。
「ハッ……ハッ……」
「ん!…ん!!」
政宗の息遣い………
幸村の鼻から漏れる声……
そしてグチュグチュという水音……
「あぁ……幸村……いいぜ…すげぇいいぜ………」
政宗は顎を上げて恍惚な表情をした。
「幸村……幸村……あぁ…そんな締めんな………」
「ん……」
何度も自身の名を愛しそうに呼ぶ声に興奮してしまい、体が自然と政宗を締め付けていた。
「幸村ぁ………俺は何度も……何度でもお前と交わりてぇ……」
「………っ」
「ゆき………むらぁ……っ!!」
絞り出すような声に、切なそうに目を閉じながら達する姿を幸村はしっかりと目に焼き付けた。
いつも不敵な笑みを浮かべる竜が、見せた弱々しいような一面……
愛しい……
そう思った瞬間には幸村も3度目となる射精をした。
──────
「幸村……俺はお前の首はいらねぇよ」
「………」
「情をかけたわけでもお前が恥と感じることもねぇよ」
政宗は身なりを正して、まだ座り込んでいる幸村を見下ろして言葉を漏らした。
「お前は俺が認めた好敵手だ。俺のために腕を上げて俺を楽しませてくれよな!」
首は取らねぇが、俺以外の誰にも取られるんじゃねぇぜ!
そう言い捨てて青い陣羽織を翻していった………
「………何と我儘な方だ……」
くすり、と笑いが零れてしまった。
耳を澄ませば戦場のざわめきは幾分小さく感じられた。
もうじき戦が終わるのだろう。
そうなると自分を探しに忍がやってくるであろうから戻らなければ………
敗けたのに首の繋がった己をどう説明しよう……
身なりを整えながら立ち上がったところでハッとした。
優秀な忍だから主の身に何が起こったかは既に知っているかもしれない。
「は、破廉恥なぁ!!!」
幸村の声は虚しく響き渡った………
××××××××××××××××
またヌルイ色事で……
やられたらやり返すような政宗様は、前後初心者の幸村を調教していくと思います。
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