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あらあらあら(レ+ゴー+イエ)


「レッド先輩!」
「お、どうしたゴールド」
「レッド先輩のピカとイエロー先輩のチュチュはピチュの両親なんスよね?」
「あー…そういえばそうだったな」
「手持ちのポケモン同士が夫婦だとトレーナーも…そうなったり、しませんよね?」
「ばっ…ばか何言っ…!と、と、とりあえず俺とイエローは今んとこ、べ、別にそんな…いやほらそういうアレではその」
「…ってことはやっぱり、俺はレッド先輩とイエロー先輩の息子なんかじゃ無いっスよね!?」
「ままままて一体何がどうしてそうくるんだ?そんなん当たり前じゃないか」


「………っっ…!」

「ゴールド?」




「…そんなああぁああ!!」
「!?」

「親子としてなら、さりげなくイエロー先輩と一緒に風呂に入れたかもしれないのにっ!」

「…ゴールド」
「何スか?」
「母親と一緒に風呂に入っていいのは一般的に12歳までだろ?」



END


そういう問題じゃないっつの。





(後日談)



「はっ…!」
「な、なんだどうしたゴールド!?」
「なら姉弟ならアリかも!?」
「あー、アリだな」
「よし、イエロー先輩を養女としてウチに…!」
「つーかさぁ、混浴とかで良くね?」


「…あ」


…そっか、そっスよね!

だろー?



…かちり、とテープレコーダーの電源を落として、目の前で青くなっている二人を一瞥、そしてにっこり微笑む。


「これは、どういうことか説明して頂けますか…?」




後に人々は語る。
この世には切っちゃいけないものがみっつある。

1つは親子の縁、
1つは安易な手形、
そして1つは…

イエロー女史の堪忍袋の緒である、と…。





*bad end*




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