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りゅす
無残な季節の終わり
扉の向こうでカナの音がしてる
裸足でワルツを踊る
開けた窓の向こう
定規で引いたように雲が伸びる
通りを行く魚の群れが
小さな渦を起こして行く
渦でねじが巻かれたら
どこの扉もいつでも開いて
私たちは新しい季節を選んで飛ぶ
鏡を伏せて足音を閉じ込める
憧れは瞼に
駆けて行く鼓動
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