小話（P4）
喧嘩をやめて 二人をとめて
陽介「ふざけんな！お前、一体何なんだよ！」
番長「ふざけてない、俺は本気だ！」
千枝「ちょ、ちょっと！どうしたのよ二人とも！」
雪子「ねぇ、何があったの？」
陽介「佐藤がジュネスのオリジナルの酢、ジュネ酢を作ったら絶対に売れるとか言い出したんだよ！」
番長「ただの酢じゃない、飲んで美味しい体に優しい健康酢だ！」
陽介「普通の酢とか健康酢とか関係ない、ジュネ酢なんて名前が馬鹿みたいなんだよ！」
番長「何が馬鹿なんだ！インパクトがあるし覚えやすくていいじゃないか！！
あ、また思いついた。スサノオで酢サノオとかどうよ」
陽介「どうもこうもあるかーーーっ！！俺のスサノオまで馬鹿にするなーっ！！」
千枝「馬鹿はあんたらだっつーの！もう、本気の喧嘩かと思ったじゃん」
雪子「ジュネスでジュネ酢…スサノオで酢サノオ…」
千枝「雪子？まさか…ツボに入っちゃったり…とか？」
雪子「さむっ！そんな事で喧嘩してるなんてさむっ！」
千枝「あー…２回言うなんて、よっぽど寒かったんだ」
雪子「どうしてしょうもない理由で喧嘩できるの？暇なの？」
番長「………」
陽介「………」
雪子「あれ、喧嘩は終わったの？」
千枝「終わったと言うか、強制的に終了と言うか…」
雪子「そうなんだ、良かったー」
千枝「言っとくけど、天然なだけで悪気はないんだからね。そもそも、アホな理由で喧嘩してたあんたらが悪いんだからね」
番長「うん、分かってるよ…」
陽介「分かってるけどな…」
雪子「ん？どうしたの？」
千枝「何でもないよー（天然グッジョブ！）」
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