小話(P4)
セーラー服と日本刀2
番長「りせ、この名刀・椿落としを持ってくれないか?」
りせ「はーい。………メーン!」
完二「うおっ!!」
りせ「あ、ご、ごめん!ちょっと勢いが付きすぎちゃった…」
完二「あっ…ぶねーだろ!」
りせ「だからごめんってばー…だってこれ、予想外に重かったんだもん」
番長「キュン」
直斗「どうしました?」
番長「俺が普段、平気で振り回してる武器が重いというシチュエーション。いいと思わないか?」
直斗「いいか悪いかは別として、男性と女性では腕力や握力の差がありますらね。
戦闘中は両手剣を使う佐藤さんと、ナビ担当の久慈川さんではその差は歴然でしょう」
番長「キュン」
クマ「センセイ、どーした?」
番長「ちょっとふざけた質問にも動じずに、真面目に返すのもいいと思わないか?」
クマ「よく分からんクマ」
番長「クマにはまだ難しいかな。それよりも、次は直斗の番だ」
直斗「何がですか?」
番長「名刀・椿落としを持つのが」
クマ「センセイは、セーラー服と日本刀の組み合わせが大好きなのよー」
りせ「そうだったんだ!ならもっと頑張ったのにー」
完二「何をどう頑張ったってんだよ…」
直斗「僕、セーラー服じゃないですけど」
番長「大丈夫。想像するから」
直斗「しないでください!」
りせ「先輩って、ナニゲにマニアック?」
番長「うん」
完二「うわ、断言しやがった」
クマ「さっすがセンセイ!オットナー!!」
完二「それは大人とは言わねーよ!」
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