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平凡でいたい今日この頃番外編

〜獅葵の初めての躾〜



「…さて馬鹿犬躾の時間だな。」

「や…ごめん、なさ、い。」


ここは寮の一室での出来事。
この部屋の主人が定位置であるソファーに座り震えて床に正座している青年に睨みつけていた。


「謝って許されるなって甘い考え持ってないよな?初めに教えなかったかな?」

言葉は優しく問い掛けるように言っているのだが、答えの選択を与えないかのように目が笑っていなかった。



「うっ…すいません。(とう怒ってて恐い。昔も恐かったな。けど可愛かった。)」

獅葵は顔を真っ青にしながらも床に額を付け、目を瞑って主人との出会いを思い出していた。





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あきゅろす。
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