夢小説 1ページ 「大丈夫?おーい!」 昨日訪れてきた男の子を部屋に入れて優しく起こしてみる 「……んっ」 「あっ!! 気がついた?」 現状を話す為に手を伸ばした… ビクッ!! 男の子の体は異常に反応した こころなしか、震えて見える… 「大丈夫!傷の手当てしてあげるね♪」 「きず…てあて?」 そう♪っと返事をして腕の傷が開いてしまった部分に消毒液を垂らす 血を拭き取り傷口が露になり絆創膏を貼り付けた 「……っ!」 「ゴメッ!?痛かった?」 「…へいき」 「良かったーι」 「おなかすいたー…」 「あっ!! ごめんね?綱吉! お味噌汁よそってくる♪」 「わぁーい!」 「(おみそしる?)」 ご飯とお味噌汁を持って机に置く 「できたよー!」 「はぁーい♪」 「……。」 「?? あっ!!君お名前は?」 「…ひばりきょうや」 「(やっぱり) 私は坂月リサっていうのー! よろしくね(*^^*)」 「……」 無反応キター(゚∀゚*)ー 「…食べましょう☆ 恭弥君も食べよ♪ 私の一個あげる(*^^*)」 「僕もいっこあげるー!」 「追いで?恭弥… バシンッ 「っ!?」 恭弥はハッと我に反って怯えながら下を向く 「ごめ…なさい…」 か細い声であやまってくる恭弥 「あやまんなくて良いよ」 リサが言った言葉に驚き顔をあげる 上で待ち構えていたのはいつもひっぱたいてくる母親なんかじゃなくて リサの優しい眼差しと頭を撫でる暖かさだった 「なんで叩いたか教えてくれるかな?」 「…いつも…」 「うん…」 「僕に伸びてくる手は…」 「うん…」 「冷たくて… 何より 痛かった」 → [次へ#] |