[携帯モード] [URL送信]

小説
キラキラ星の夜

ミストの指先に、チカチカとした光が集まる。
みんなが固唾を飲んで見守るなか、ミストは光を集めた指を振り、真っ暗な部屋に光の粒たちを撒き散らした。
やがて小さな光は、一つの形を作った。
それは星座のようだった。
ミストが独自に作ったとされるそれの名前を皆が聞くと、彼は笑って答えた。

「ネコ座だよ。」


猫の日。

[*前へ][次へ#]

25/26ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!