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小説
待っているから。

ミクは歌う。
マスターが作った歌を、大好きな皆がこの歌を聞けるように。

沢山の人達がミクの歌を聞いてくれる。
みんな、新しい歌が出る度に、温かい言葉をかけてくれる。
中には、同じ人が今日も来たよ…って。

だから、その人が来なくなったら、ミクは不安になるし、寂しい。
でも、歌っていなかったら、その人が歌を聞ける状態になった時、不安にさせるから、ミクは歌うよ。

ミクには待つことしか出来ないけど、その人の為に、待っているなりに頑張るよ。

ミクもマスターも、また会える日を楽しみにしているから。

どんな時でも待っているよ。










ミク視点。
誰かが誰かを待っている。

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