トリップしてトラブルGIRL!! んなっ!ドSめ!!! 「プッ、クククッ」 『ん??』 後ろを振り返ると蜂蜜色の髪の少年が、部屋の入り口で笑ってた。 そう、サディスティック星の王子だ。 『な、何か?』 「クククッ、ダッセェ〜」 ピキッ 初対面に黒い笑みと最初の一言がそれか。 『…いつから見てたんですか。』 「最初から見てたぜィ。」 ダァーっもぉむかつく!!だったら手伝ってくれてたって良かったじゃん!!てか、助けて!!重い… ヒョイ 突然ダンボールの重みがなくなり楽になった。上を向くと沖田さんがダンボールを避けてくれていた。 『あ…ありがとうございます。』 「このまま苦しんでるところを見ても良かったけどねィ。」 『んなっ!!』 「あんたここの女中だろィ?だったら雌豚を毎日調教できまさァ…。」 『めっ雌豚!?私そんな名前じゃないです!』 「じゃ名前教えろィ」 『……大城戸小夜乃です。(知ってるけど)貴方は?』 「沖田総悟。ってわけで早速飲み物買ってきなせェ」 『はぁ!?なんでいきなり!女中はパシリじゃありません!』 「さっき助けてやったろィ。とっとと買ってきな。」 『うぐっ…。』 そんな訳で近くの自動販売機までジュースを買って部屋の残りのダンボールを片付けて今日という1日は終わった。 [*前のページ][次のページ#] [戻る] |