トリップしてトラブルGIRL!!
トリップおめでとう!!
「とりあえず、部屋を片付けますか。」
そう。
私の部屋はダンボールでいっぱいになっていた。しかも、ダンボールの上には手紙が
《トリップおめでとう!今日から君も銀魂の世界の住人だね!!》
とか書いてあった。読んだ時は、アンビリーバボーとか思ったけど。
押し入れは私のものがトリップ前と変わらず置いてあった。家具も配置は特に変わってない。あとはダンボールにある小物などをなんとかするだけ。
にしても不思議だな…どうして家具ごと飛ばされたんだろう。
普通トリップといったらなんか、こう…落ちた拍子にとか転生とか……
『よいしょっと…。』
ある程度片付いてきてダンボールの数も減ってきた。
『重っ。』
最後の宿敵!本の詰め合わせダンボールが残った。
『よいしょっと…。』
ガコッ
『え?』
途端、自分の体が傾いたのがわかった。
ベシッ、ドサッーー
『いだっ、ぐっ』
その後何が起きたのかわからなかったが数秒後に私は転んで持っていたダンボールの下敷きになったことに気付いた。
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