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トリップしてトラブルGIRL!!
お里さぁあん!



翌朝

「はぁ…。全く困ったものだよ。」

『あ、おはようございます。あ…。』

お里さんが溜息つくのも無理はない。
目の前には隊士がゴロゴロと、座布団はあちこちに散乱、裸のゴリラ、お酒の瓶 etc...

「宴会後がねぇ…」

『大変…ですね……。』

「まず隊士さんを起こすところから始めないといけないしねぇ…。」

『じゃあ起こしますね。』

「大丈夫。その代わりにのど飴とお茶を用意して貰えるかい?」

『???…分かりました。』

「助かるよ。それじゃ耳塞いどいてね。」

『ええ??ま、まさか…』


「さて…スー……

いつまで寝てるんだいっ!
早く起きなきゃ飯抜きだよ!



『やっぱリィィイ!!』


お里さんがゼェゼェ言っている横で隊士たちはムクリと起き上がりはわらわらと洗面所や食堂への廊下を歩いて行った。


ってか沖田さん目擦りながら片手で裸のゴリラを引きずってる…。


『(お前らは生きる屍かっ!!)』


ツッコミを心の中で入れてた私の横でお里さんが息切れしていた。


『ああ、お茶持ってきますね。』

「ああ…頼んだよ……。」



『お里さぁあん!』


さっきとは違う正反対なか細い声に私はお里さんの名前を呼びながらゾンビ←隊士
を突き飛ばして猛ダッシュでのど飴とお茶を
持っていった。




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あきゅろす。
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