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トリップしてトラブルGIRL!!
頑張りますか。


炊事場に行くと5、60歳ほどの年齢の方々が鍋やら野菜やら卵やらを運んでいて私に気付いてから手を止めて挨拶をしてくれた。


「ああ、おはよう。」


『おはようございます。今日から女中として働きます、大城戸小夜乃です。よろしくお願いします。』


「ええ。局長さんから聞いたよ。大変だったをだってねぇ。でも女中として働くからにはここもハードだからね。」


『はい。頑張ります、よろしくお願いします。』


「礼儀の正しい子だねえ。最近やめた女中なんてもう男目当てでね。あ、じゃなかった。あたしゃ、お里だよ。女中頭をやってるんだ。じゃあ早速だけど料理の方を頼めるかい?」

『はい。得意なので大丈夫だと思います。』


「よろしくたのむよ。じゃあ卵焼きと魚をお願いしようかな。味噌汁と御浸しはわしがやるからおわったら手伝っとくれ。」


『はい。』


ふと横を見るとやっぱり想像はしていたけどたくさん隊士がいてしかも全員男の人ときた。量が半端なかった。



『………。』


「はっはっは。毎日こうだから頑張っとくれよー。」


私の反応をみてお里さんは笑っていた。



『…さて。頑張りますか。』


小夜乃は着物の袖を捲り深呼吸をした。

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