消失少女
後悔・温もり
(ちょっと)性的描写あり。苦手な人はすっ飛ばしてください。
「ハァッ…んぁ、ああん…イク…!…はぁあん……!」
「クッ…。」
女を抱くのはもう何人目だろうか…。
時雨の温もりを求めてひたすら
寂しいのを誤魔化そうと言い寄ってくる女を抱いてきた。
でも、
やっぱり心は貧しい、空っぽのままでいつまでも満たされることはなかった。
むしろ罪悪感でいっぱいになることもある。けれど慣れてしまえば何も考えずにいれる。
ーーーーーーー
「ねぇ?そぉご…明日、何処か出かけなぁい??」
「身体だけの関係だろィ、気安く名前で
呼ぶんじゃねェ。」
そうだ。俺の名前を呼んで良い女はあいつ
しかいねェ。
『 総悟!!巡回行くよ?』
『 総悟!』
……時雨しか…いねェんだよ。
「いいじゃな〜い、別にちょっとくらい…
それにあたし、貴方のこと好きになったんだもの…。」
なんだこいつ…身体だけつってんだろ。
「ハッ…やってらんねーや。帰る。」
背後から女のなんか言う声が聞こえたが
そのまま俺は部屋を後にした。
アイツを思い出せば後悔をし温もりを求める
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