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消失少女
竹の中にいるのは





ピッピッピッピッ…


ブクブクブク……




深海を思わせる暗く寒い研究所に水の音が、響いている。


その水音の音源だと思われるカプセルには謎の液体に浸かって目を固く閉じている少女が容れられている。



コポコポ…



時折現れる気泡や心音を示す規則的に鳴る機械の
電子音から生きていることがわかる。



「まだなのか?此奴が目覚めるのは。」

「はい…別の実験体は起動してすぐにでも城下に出せる状態なのですが…。」

「そうか…寝る子は育つと言うからな…」

「目覚め次第御連絡します。鷹虎様。」

「頼んだぞ。早く奴らの絶望でいっぱいな顔を見るのが楽しみだ…」


逃げ切った浪士が同士の復讐のためにある実験を実施していた。



二度目の悲劇が起こるまであと少し...。



かぐや姫

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あきゅろす。
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