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砂のお城
表向き 君の為に歩いた道遠く見える案海子みたい。君は未だ名を知らない。
其帰り 何時もん所でビデオ借りる交錯する昼と夜。不甲斐無く度々巻戻し。
喘ぐ僕の横で、君は一息で夜を一跳。笑う僕を横目、君は現夢を叶え続ける
醒めない夢を僅しだけ
失くしたものを探す旅
寝床に置いた目覚時計
僕を早く明日に起こして
捨てられたら、もう僅し軽くなるかな。砂のお城には住めないよ。僅し度知らぬ時隙に、海爪が其を浚ってゆく
喘ぐ僕の横で、君は一息で夜を一跳。笑う僕を横目、君は現夢を叶え続ける
醒めない夢を僅しだけ 失くした物を探す旅
寝床に置いた目覚時計僕を早く明日に起こして
君を望まない
時を僅しだけ
僕の居場所は
ひとつだけ
不甲斐ない僕は。なんて沈すなよ。其でも度々巻戻したりはしないよ
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