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たまごのうた (詩とか短歌とか)
あなたの温度  :詩
夕方の風が冷たくなったらね
あなたのポッケに入れてたその手を出してごらん
そして、となりの子の手を繋いであげて
ゆっくり温めてあげましょう
そしたら、その子はきっとこう言うの
「あったかいね。」って言うの。

ポッケに隠れていたその手のぬくもりはね、
あなたの心の温度でね、
誰かを温めるための温度でね、
風が冷たくてもポカポカと温かいの。

だからね、隠さないでね
誰かの温度を感じるために、
あなたの温度を伝えるために、
隣に居るであろう誰かと手を繋ごう

きっとあなたのその手は、淋しくなくなるよ。

あぁ、温かいね

2007/11/9 作



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