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たまごなおはなし
「ありがとう。」にリボンをかけて
ドキドキ。ワクワク。その全部がごちゃまぜになってる感じの3月卒業式。








なんだかわかんないけどさ、誰彼なしに「ありがとうー。」って言いたくって仕方がないよ。
先生、進路ギリギリで困らせてごめんよ。でもさ、お陰でじっくり検討できたよ。「先生、ありがとうございました。」先生が担任で良かったよ。うん、マイペースの私だからさ、先生はハラハラしてばっかだったんじゃないかな? あははは、許してよ。これでも自分の将来っていう道を本気で探してたんだぁ。だってさ、やりたいことが多すぎて、興味あることが多すぎて・・・・あっ!これって言い訳かな? まっいいかぁ。無事自分の夢に向って4月には発進できそうだしね。






それから我が親友たちよ、ケンカありぃーの、おふざけありぃーの、でも迷うことなく見捨てずに私の友でいてくれたよね。「ありがとさん。」これからもヨロシク頼みます。アンタたちのお陰で私は私らしくいられてさ、この三年間は充実してた。勉強ばっかじゃない日々を思い出に出来るってもんです。ここでアンタらと出会えたことは私にとっての最大の運命でもあり、宝もんだぞ。まぁ、言葉にして言わないけどねぇ。照れくさいんだからさ、そこんとこ感じとってよね。








そんでから後輩たちよ、良くぞハードな練習に付いて来てくれたね。きっと夏の合宿の時、あの先輩腹立つー。って思っただろうに、試合になると必死で応援してくれてたよね。「ありがとう。」アンタらの声援がどれほどのパワーになってたか、それはアンタらが先輩になって後輩達の声援を受けた時に分かるよ。後輩の声に後押しされてさ、精一杯カッコイイところ見せてやろうって、それこそバカ力発揮してたってもんです。私は後輩の記憶に残れる先輩になれたかな?





それから最後になるけど、いやいや、こっから先も延々と付き合いは続くんだけどさ、お父さん、お母さん「ありがとう。」三年間、ホント楽しく学校に行けたよ。欠点ギリギリで留年か? って不安にさせたこともあったし、「勉強しろ!」って怒られて反発。勉強なんてクソ食らえ!「うるさーーーい!勉強して何の役に立つんだよ!」ってあの言葉、今更ですが思い出さないでくださいませ。あははは、反抗は子どもの特権ってことで、そこんとこよろしくぅ。


進路のこと、「ありがとう。」私のことなんかちゃんと見てないくせに!って思ってたのにさぁ、流石私の親だね。分かってんじゃん、私が何に悩んで進路を決めれないかってこと。そんなこと知らないでイライラぶちまけて今頃だけど「ごめん。」だから「ありがとう。」





この3月のこの季節の変わり目に、私は色んなことから卒業する。この卒業は私にとってひとつの踏み台かもしれないけど、絶対に忘れないよ。





その気持ちを「ありがとう。」のひと言にまとめちゃうけどさ、「ありがとう。」にリボンをかけて贈るからさぁ、私の気持ち、ねぇ・・・受け取ってくださいませ。



コメント:これは自分が高校卒業の頃を思い出しながら♪

まぁ、素直に「ありがとう。」って言えないこともありますがねぇ。

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