キリリク小説・記念小説 4 ―――――― 「これでもくらえっ」 「ハッ、そんなの当たるわけないだろ いい加減学習したらどうだ?」 中庭で二人の生徒が暴れていた。 3―J 後藤隼人と1―J 星川潤だ。 野次馬も二人を遠巻きに見ている。 「即刻、動きを止めろ。」 中庭にいる人間が一斉に俺を見た。 「何だ、今日は朔夜が直々に来たのか?」 色々な事情でそこそこ親しい隼人。 「生徒会長様かよ〜〜ついてねぇ〜〜〜〜」 とこぼしたのは星川。 「今日は俺が罰を下す。」 「また反省文か?」 「それともトイレ掃除ですか、生徒会長様?」 ・ [*前へ][次へ#] [戻る] |