キリリク小説・記念小説 3 バンッ 「なんとかしてくれ!」 同じクラス、3ーAの鈴木(園芸部長)が入ってきた。 「また、3―Jの後藤と1―Jの星川が中庭でケンカを始めて、部活の妨げになってるんだ。」 合宿前のこの忙しい時にまた、後藤隼人と星川潤がケンカをしているらしい。 二人は最下位50人が集められるJクラスの頭だ。 ただ、成績が悪いからJクラスにいるわけではない変わった奴らだ。 二人とも腕っぷしがあるから頭になった。 なぜか、しょっちゅうケンカをしている。 星川が入学してから1ヵ月程しか経ってないが、生徒会がケンカを止めに入るのはもう何度目だろうか。 今回は厳重に取り締まることにしよう。 「よし、俺が二人を止めに行こう。」 恵が立ち上がった が――――――― 「まだ、仕事が終わってませんよね?(黒笑) 朔夜、変わりにお願いできますよね?」 ・ [*前へ][次へ#] [戻る] |