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就寝




某CMのごとく終わった前回の続き…

いやぁ、まじでどうしましょう私
角は赤也、ガム男、ニモ、真田さんに埋められてるし…




――…ここはやはり






『えっと…ジャッカルさん、柳生さん、隣良いですか?』

「え?あ、ああ…」

「はい、どうぞ」

『ありがとうございます!』






だ、妥当だよね?
それにそもそも私はジャッカルさんと柳生さんの部屋で泊まる予定だったし!

2人なら寝相も良さそうだし!(そこ?)
前も王子様で一石二鳥!!!!






「えー!!なんでその二人なんスか!?
気にくわないんでスけど!!!!」

「おま、ジャッカルは止めといたほうが良いんじゃね?
初心者に黒人はキツいだろぃ」

「それに柳生もどSじゃからのう…
ネッチリしつこくヤられるんじゃなか?」

『……何の話ですか?』

「何って…もちろんナニに決まっ『お休みなさい!!』






くそー!質問する私が馬鹿だった!!

そしてナニで意味が通用するようになっちゃったのが何か悔しい…
あはは、免疫付いちゃったよ…
全然嬉しくないけど






「うん、それじゃあ寝ようか」

「えー、早「赤也の明日の練習メニューは「先輩方、お休みなさい」






***






『(うーん…)』






暑い…
しかもなんか重いし…
何だろコレ…


あっ!!もしかして幽霊?!!
体も動かないし…!!(泣)
金縛りってやつ!!?






「スースー…」

『…………』






寝、息?
そう言えばなんかサラサラな物体が…






『!!?』






っぶない!
もう少しで叫ぶ所だった!
今叫んだらみんなに迷惑かけちゃう…と言うか






『……なんでニモに抱き締められてるの』






どうりで苦しいと思ったよ…


と言うか!!?
手!!手が腰に!そして顔が胸に!!!!(泣)
なにこれー!!!!






『とりあえずニモを剥がして…』






剥がして…
剥がし、剥が…


剥がれない
ちょ!何この動物!!

寝ているくせに、なんでこんなに力があるの?!






『もしかして起きてるんじゃ…!?』






ニ、ニモの手が…ブラジャーのフックに!!!!(泣)
ちょ!完璧起きてるでしょ!!




――ぷち―




ちょっとーーーー!!!!
ブラフック外された!?
え…?と言うことは…






「相変わらず大きいのう…」

『ちょ!ニ「しー、大きな声出したら前にいる幸村にバレるじゃろ?」

『…!!』






ひ、卑怯だ!!!!(泣)
確かに王子様に勘違いされたら私はもうやってけないし…


だけど…






『ちょ、や…』






なんで黙ってニモに私の処女あげないといけないのよ
ってぎゃあぁあぁ!!!!
ブラの中に手が入ってく「何ヤってるんですか仁王先輩!!!!」

『あ、あか…!』

「俺の和泉先輩に!!」

「赤也、声デカい…」

「そりゃあデカくなりますよ!!
だってわざとですもん!!!!とーにーかーく!和泉先輩から離れて下さい!!!!」






――ぱっ―






「一体なんだよ…って!?」

「に、仁王君何やってるんですか!!?」

「っち、バレたか
じゃあ柳生も一緒にヤるか?」

「なっ!!////」

「俺まっざるー!!」

「丸井君!!!!」

『ちょ!!』






いたたたたた!!!!
誰ですか私の手踏んでる人!
もうなにがなんだか分からなくなってきちゃったよ…
取りあえず、ガム男まざるな!
交ざるな危険!!(は?)






「大丈夫和泉ちゃん…?」

『あ、幸村部長…』

「騒がしいね…
ちょっと和泉ちゃん、俺がいいよって言うまで目を閉じて、両手で耳をふさいでくれないかな?」

『あ、え?は、はい!!』






一体何するんだろう?


そんな事を頭の中で考えつつ、私は王子様に言われた通り両目をギュッとかたく閉めて、両耳をふさいだ。


何か一瞬光のようなものが走ったような気がするけど…気のせいかな?






「いいよ、和泉ちゃん」

『はい…………あれ?






私の目に写り込んだのは綺麗に布団を被されてスヤスヤ眠っている他の部員達の姿。






「急に眠くなったみたいなんだ(にこ)
それじゃ俺達も寝ようか?」

『は、はい!!』






眠いなら最初から大人しく寝てれば良いのに…


そして私も布団に入り、再び目を閉じた。
みんなが苦しんで寝ていることに気づかずに…










就寝
(スースー…)
(ま、魔王が…)






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