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「ゆ、幸村…今なんと言った?」

「だから、みんなで広間で寝ようって言ったんだよ」

「み、みんなとは?
ももももしかしてマネージャーも…」

「ああ、和泉ちゃんも一緒だよ」

「!!?」

『…………』






どうしよう…
や、やっぱり迷惑だよね、真田さんの顔を見れば一目瞭然だよ…






「まぁ、別に真田1人が居なくても俺達に支障はないし、寧ろ居ない方が和泉ちゃんの体は安心すると思うけど、副部長として部活の調和を崩すのはどうかと俺は思うんだよね
ま、別に真田なんか居なくても立海テニス部の調和は崩れな「幸村、すまん」

「じゃあ、行こうか?」

「ああ…」

「……お前、本当に幸村君が良いのか?」

『え?なんで?』(←さっきの会話を聞いてなかった)

「寧ろなんでさっきの幸村を見てなかったんじゃ」

「丸井、仁王それはどう言う意味だい?」

「「別に…」」

『あ、幸村部長!それで、あの…』

「ああ、真田も広間に行くって
準備しようか」

『あ、はい!!』






そっかぁ、良かった…
やっぱり私の我が儘で決めつけるのは悪いしね…


よし!私のせいで広間に行くことになったんだもん!
せめてみんなの布団を運ぶ事ぐらいしなくちゃね!!






***






『つ、疲れたぁ…!!』






布団って結構重いんだね…
自分合わせて三人分しか運んでないけど、結構疲れちゃった…

まぁ、皆さんは私が誰のを運んだのかは分かりますよね?
王子様や真田さんは勿論のこと、柳さんも柳生さんもジャッカルさんも自分達の分は運んでくれました。
そして、なんと赤也まで!!
なんでか問たら…






「こう言うのは男の仕事ッスからね!」

『!!』






好感度UP!
それに比べて、あの二人ときたら…






「ペットが主人の言うこと聞くのは当たり前だろぃ」

「俺も、もう動きたくないしのー」

『…………』






まぁ、確かに私の我が儘で広間で寝ることになったわけだし、私が文句言える立場じゃないけど…
凄い腹立つ
と言うか私は何時までガム男の犬なんですか…
首輪も未だ外れないんですけど






「ふふふ、和泉ちゃんお疲れ様」

『あ!幸村部長!!』

「もう遅いし…寝ようか?」

『はい!!』

「えー!もう寝るんスか?!
せっかく何ですし、枕投げとかしません?」

「ほう、赤也はまだまだ元気があるようだな
幸村、赤也の明日の練習量二倍にするか」

「うん、それは良い考えだね」

「えー!!?う、嘘っスよ!!」

『あはは!』






やっぱり先輩と後輩なんだなぁ…
あんなに生意気な赤也でも王子様達には適わないだね






「やっぱり和泉先輩は笑うと可愛い…(ボソ)」

「あ、そう言えば和泉」

『はい?』

「お前どこで寝るんだ?」

『…………え?』






忘れてた
怖い事に頭がいっぱいだったけど、みんなで寝る=男達と寝るって意味だった。







「俺の隣りにしましょうよ和泉先輩!!」

「だからペットと飼い主はセットだって言ってんだろぃ!!」

「やっぱり和泉の初めては俺じゃろ?」






どうするの私
と言うかニモ、あんただけ意味違うよ


これは、あれだね…
某CMみたいに続く!だね。










選択
(まさにライフカード!)
(なんの話じゃ)






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あきゅろす。
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