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お見舞い

がっしりした身体、小麦色に焼けている肌、明るい性格...

こんなことから元気な奴と思われている俺、坂本一樹は

実はとても病弱な奴だったりする




気温がぐっと下がり冬に近づいてきた

寒い、寒いと白い息を吐きながら皆が登校する中、俺は自室のベッドで寝ていた


恒例のごとく風邪をひいたのだ
熱が高く頭がぼーっとする
季節の変わり目には弱い



家には誰もおらず、昼ご飯どうしようと働かない頭をフル回転させていた時、

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴った


「はーい」

返事をしてふらつく身体を無理矢理起こし、壁をつたいながら鍵を開けた

「どちらさ...」

そこに立っていたのは基也だった

「お前っなんで...?」

「学校休み多くて昼までになったんだ。だから..お見舞いに来た」

基也の手には買い物袋が握られている

「上がらせてもらうよ?いっちゃんは早く寝てて」


基也は一樹をベッドに戻し、自分はキッチンに向かった


もっくん優しいなーとか考えているとだんだん眠くなってきた

家に人がいるというのが思ったより安心できるようだ



「いっちゃーん?」

額に冷たい感触を感じ目が覚めた

「起きた?ご飯作ったよ」

体を起こし額に手を当てると冷えピタが貼ってあるのが分かった

「おかゆ作ったけど食べれる?」

基也の手には一樹の茶碗が握られていた

温かそうな卵粥が入っている

料理はできると聞いていたが、本当に美味しそうだ

「はい、あーん」

スプーンにのせふーふーと冷ましたお粥を一樹の口元に持ってきた

一樹の表情が固まった
これは結構恥ずかしい

「いっちゃん?今日は俺が食べさせてやるんだから!」

やる気満々のようだ

一樹はぎゅっと目をつぶりスプーンにかぶりついた

「美味しい...」

「よかった」

基也は嬉しそうに微笑むと、次々食べさせていった




「ごちそうさま...」

食べ終わった一樹は薬を飲んで眠りについた


次に目覚めたのは夕方だった

カーテンが閉められて、夕日が遮られた部屋は薄暗かった

「んっ...基也?」

辺りを見渡したが姿がない

一樹は静かに起きあがる
薬のおかげで体はだいぶ楽になっていた

リビングに行くと電気がついている


基也がソファで眠っていた

布団としてかけられてるのは一樹の学ラン

リビングの椅子にかけていたものだ

その中に小さく縮こまっている姿は、一樹の理性を壊した


「もっくん..」

寝ている一樹の首筋に吸い付いた

「わっ!?」

基也がびっくと目を覚ました

「ちょっ..いっちゃん..離して」

ぐっと肩を押し返すが中々離れてくれない

「もっくん、しよ?」

学ランのボタンを外しにかかる

「まっ待って!!いっちゃん熱は?!」

「薬のおかげで下がったみたい。それにほら、汗かいた方がいいって言うだろ?」



「いっちゃん...無理ぃで、きないっ」

「大丈夫って、ほら、そのまま・・・」


基也は一樹の上にいた
さんざん触っといて頭がぼーっとし奥が疼いているのに、一樹は「頭が痛い」と言って上に乗るようにお願いをしてきた

普段は自分からなんて絶対に無理だ
しかし、さんざん焦らされた上に、いつもより熱い息を吐き艶めかしい雰囲気を放つ一樹に基也も我慢できなかった

「んぁッ...ふっ..」

いくら覚悟が決まっていたって自ら入れるのはやっぱり恥ずかしい

先端を擦りつけたただけで動きが止まってしまった基也は、両手で腰を掴まれぐっと押しつけられる

「ぁあッ...ん」

「もっくん..力抜いてっ」

「やぁ..深いっ」

一樹はぐいぐいと腰を進める

「やぁッ激し!!ふぁ..」

一樹が突き上げる度もっくんのソレも上下に揺れる

「いっちゃんっ..恥ずかしいッ」

隠そうとして一樹に抱きつこうとした時

「あぁ!!!」

イイ所をおもいっきり突かれ、左の乳首をぎゅっと摘まれた基也は一樹のお腹に白濁を放った

そして一樹も熱をはき出した




「もう馬鹿!!熱上がったらどうするんだよ」

「大丈夫だって。なんか逆にすっきりしたし!もっくんが乗ってくれたおかげ」

「なッ//俺にうつったかもしれないのに!!」

「お見舞い行ってあげるよ?そして



俺の気持ちいい注射してあげる」

「なッ!!馬鹿!!変態ぃぃ!!!!」



end

















































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あきゅろす。
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