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鬼灯の冷徹夢小説
きみは変わらない笑顔で
リクエスト品
鬼灯×ピーチマキ

「あ、鬼灯様おはようございます!」
そこに現れたのは今人気のアイドルピーチ・マキ。
密かに鬼灯に思いを寄せている。
ただ、密かに。

「今日は早いですね、何かの取材ですか?」
「あ、はい、今日急に仕事が入ってしまって。」
「忙しいという事はいい事です、仕事頑張って下さい。」

「ありがとうございます!」
きみは変わらない笑顔で何気なく微笑む。
それはただの少女のように。

「鬼灯様も毎日大変ですね、私以上の仕事してますよね。」
「まぁ、慣れたものです。この仕事も長いですから。」

「いいなぁ鬼灯様は。」
「どうしてです?」

「だって、自分の仕事に誇りもってるし、私なんて・・・」
「あなただってきちんと仕事しているでしょ、それともアイドル
嫌いになりましたか?」

「いいえ、そうではないんですけど、ただ自身がないんです。」

「・・・、それではファンの方に申し訳ないでしょう。」
「そうですよね・・・」

「あなたなら大丈夫ですよ、あなたには武器がある。」
「・・・武器?」

「あなたの笑顔そのものです、そういう悲しい顔をしては
ファンも悲しみますよ。」

「・・・!」


「それでは、仕事に戻るので、取材頑張って下さい。」



「はい!」
ピーチ・マキは満面の笑顔で鬼灯を見送った。












きみは変わらない笑顔で


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