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鬼灯の冷徹夢小説
好きなくせに馬鹿みたい
白澤×鬼灯


「鬼灯・・・」
「何ですか。」

「って居たのかよ!」
白澤は鬼灯が来るとも検討がつかず、いつの間にか名前で読んでいたのも
気づかないでいた。

「で、何だよ。」
「漢方の風邪薬が欲しいんですが。」
「何、お前風邪ひいたの?」

「いえ、私じゃありません、マキさんです、今日は来られないとの
事だったので、代理で頼まれました。」

「そう、具合はどうなの?」
「咳と熱があるようですね。」
「そう、ちょっと待って。」

白澤はいつもどおりに調合しては鬼灯に手渡した。
「さすが、慣れていますね。」
「そりゃあ仕事だからね、はい、薬。」
「ありがとうございます、これお代です。」

「どうも、こそに置いておいて、じゃあお大事に。」

「えぇ、そう伝えておきます。」
白澤は何故かもやもやしていてスッキリしなかった。

「何でだろ。」



「僕はしっとしているのか・・・。」


「何がですか?」

「っ・・・まだいたのかよ、さっさと帰れ!」
「言われなくても。」










ほんとは好きなくせに馬鹿みたい。

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