君と私と燕子花
金髪
それは偶然
…いや、必然だったのかもしれません。
「イテテ…ってすんません!!」
定食屋の前で人にぶつかった
「いや、こちらこそすまない」
バッと顔をあげる
うわ…すごいきれいな人
「大丈夫?クラピカ」
「おいおい何やってんだよ…」
その人の仲間らしき男の子と20代くらいのおじさんが声をかけた。
「あぁ大丈夫だ」
太陽に反射してキラキラと光る金髪。長いまつげ、碧色の瞳。男とも女ともとれる中性的な顔立ち。綺麗だなぁ。
…って何観察してるんでしょう
「んじゃ」
そういって定食屋に入ろうとすると
「あれ?お兄さんも?」
小さい男の子が言う
ツンツン頭。目がキラキラ輝いている。
…"も"?
「そうっすけど?」
なんでしょうか
「一緒にいこうよ!」
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