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君と私と燕子花
馬鹿


「ニギリ…ズシ?」

"ニギリズシ"とはどんな食べ物なんでしょうか?この道具はどのように使うのでしょうか?


辺りを観察してみる。

(……)

周りの受験生達も分からないようです


あのハゲ…忍者を除いて




「レターさん!!」

「…お、おう!」


やっぱり来たかましたか。

なんだか気まずい……のは私だけで、ゴン君はなにも気にしていないようで。


「ねぇ、スシってなにか知らない?」


ゴン君も分からないのか。


そんなとき、





「――魚ァ!?」





「声がデカイ!!」


「「…」」


大声でヒントを叫ぶレオリオさん

あの人絶対バカですよね。


受験生達は一斉に川や池に向かう



「魚…とりにいこっか」

「…そうっすね」


私達も川へ向かった。
























「…飯を一口サイズの長方形に握ってその上にワサビと魚の切り身をのせるだけのお手軽料理だろーが!!」


魚はとってきたが形の分からない私達にもう一人のバカがヒントをくれました。




「よし、出来たっす!!」

みんなより遅れましたが、ハ…忍者さんがいったとうりのものを作れました。

後はメンチさんのところへ持っていくだけで…










「――ワリ!!おなかいっぱいになっちまった」









「え?」

私まだ食べてもらってないんですが?










「二次試験後半、合格者は0よ!!」












――ドゴオォンン!!



「納得いかねェな」


試験の結果に不満をもつ受験生が調理場を殴って壊す。

確かに私も納得いきません。…けど、そんなやりかたしなくてもいいんじゃないでしょうか?



メンチさんにキレて、殴りかかる調理場やろう。



――パァン!!




呆気なくブラハさんに返り討ちにされる。


「…殺したらよかったのに」


「え?なんて?」

「あ、いや、なんでもないっすよ」


ブラハさんは優しいですね。メンチさんはあの人殺すつもりでしたのに。へんなの。


















<それにしても、合格者0はちとキビシすぎやせんか?>


突然飛行船から流れる声。

その後降りてきた一人の老人。あれ、この人…


「審査委員会のネテロ会長、ハンター試験の最高責任者よ」


そうそう、ネテロさんです!!お久しぶりですね。


やっぱり問題の二次試験の内容ついて話し合う二人



しばらくしてから話がまとまったようで。


飛行船に乗ってついた先は…





「一体…下はどうなってるんだ?」





底が見えない深い谷の上でした。



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あきゅろす。
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