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君と私と燕子花
会場


「オレはゴン!こっちはクラピカとレオリオ」

「よろしく」

「よっ」

私は今、小さい男の子…ゴン君の「一緒にいこうよ!」という一言から何故か4人で試験会場へつながるエレベーターに乗っています。

んー、面倒だなぁ。


「お兄さんの名前は?」

「レターっす」

もちろん偽名ですけど。由来は応募用紙に記入してるときに手紙が届いたから。


「レターさん、よろしくね!!」

名前を知っただけなのにゴン君は笑顔でそういう。

「よろしくっす」

私は作り笑顔で返す。














――チン


「着いたらしいな…」

「話の続きはあとだ!!」

クラピカさんとレオリオさんがハンター証について言い争っているうちにエレベーターのベルがなった


扉が開く。


……むさ苦しい。
何これ、厳ついおっさんばっかりじゃないですか。
変身してきて良かった。


隣にいる三人は会場の雰囲気に息を飲んでいる



…チャンス


三人が周りに気をとられているうちにサッとプレートをもらってその場から離れた。



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