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学校からの帰り道。
今日は生徒会の仕事が会ったから
帰りがいつもより遅くなってしまった。

でも、やっぱり1人の時は
考え事が増えるわけで…。




私には二人の弟がいる。

1人は1つ下、
もう1人は数えるのも面倒なくらい下だ。

所謂、幼児だね。

母さんはこの間死んだ。
車に跳ねられて即死だった。


父さんの震えた声を聞いて
ただただ呆然としていたが

父さんが静かに涙を流しているのを見て
やっと受け入れることができた。



あぁ、母さんはもういないんだって。



『(…でもやっぱり何だかんだで私もまだ
   受け入れきれてないんだろーな。)』



そんなことを考えていると
家にはあっという間に着いた。


玄関を開けて中に居るであろう弟たちに
帰ったという挨拶を溢す。

だが、



『…どうしたんだろ、返事がない。』


鍵は空いていたから恐らく居るのだろうと思う。

でも、少し不安になりながら急ぎ足で居間へと向かった




『ただい、ま』



ら、



『…誰、その人。』



居間に居たのは父さんと弟の拓也と実、
そして、煙草を吸ってる如何にもヤンチャしてそうなお兄さんだった。




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あきゅろす。
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