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中編小説

くちゅくちゅ

「ッ…はっ、さす、け…あっ」

「佐助じゃなくて御主人様って言ってるでしょ?」

いやらしい音を立てながら
下半身で主張しているそれを手で遊べば
旦那は気持ちいいのかいやらしく腰を動かし始めた

調子に乗った俺様がそれを口にくわえようとした瞬間

「あッ!!やめっ…。佐助ッ!!」

旦那は俺様の髪の毛を思いっきり掴んで
無理矢理俺様を引き剥がした

「ったいなぁ…。何すんのさ」

痛くないようにと思って鎖を緩めていたのが間違いだったか…
と、不服そうに旦那を睨みつければ
旦那は真っ赤な顔で反論する

「な、な、何をするとはこちらのセリフでござる!!こ、これを治してくれるのではなかったのかッ!?」

「だから今やってるでしょ?」

「ど…どこがッ!?」

「だってここ…苦しいんでしょ?」

つつっとわざとらしく旦那の高ぶるそれに指を這わせば
びくんっと旦那の身体が跳ねる

そんなひとつひとつの行動が可愛くて

「ねぇ…旦那。俺様の事御主人様って言ってくれたらもっと気持ち良くしてあげるよ…?」

と耳元で囁くと

「そ、そのようなことッ。某は頼んでおらぬ。だいたい…は、破廉恥でござるぞッ」

旦那は耳まで真っ赤にしてそっぽを向いた


まったく…
意地っ張りだなぁ…


旦那の足はがくがく震えていて
立っているのが限界のようだった

なんで俺様のつぼを刺激するような行動ばかりッ!!
そんなに俺様をSにしたいですか!?
もう…知らないよ!?

と心の中だけで叫んだ俺様は

「そんな破廉恥な事に反応しちゃってる旦那は…淫乱って言うのかな?」

と意地悪く笑って見せてから
柱に繋がれていた鎖を思いっきり引っ張り手を上で固定させる

すると、痛かったのか旦那は顔を歪めるのと同時に
高ぶっていたものまでも一気に萎えてしまった

「ちょっと痛かったかな…?でも、こうしないと旦那…邪魔するからさ」

そう言って、先ほど邪魔されてしまった行為をするため旦那のそれを口に含めば

「ああぁッ!!やぁッ、あっ…んっ、はぁ…」

と手でいじっていただけの時よりも高い声を出して喘ぎ始めた

「ねへ、らんな…きもふぃいい?(ねぇ、旦那…気持ちいい?)」

と加えたまま喋ると

「やぁッ!!そのッま、ま…あぁっ、しゃべ…る、なあッ!!なんか、なんか来るッ!!離、せッ!!アッ、あッ!!!」

なんて言うもんだから
俺様は旦那のそれの根元を握った

「な、はぁっ、なん…でッ」

「旦那…イきたい?」

「イきたい…?」

イくと言う言葉すら知らない旦那

本当可愛い
だからこそ…
俺様がいじめたくなる

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