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短編小説@
酒は飲んでも…(上)
◇一部政幸っぽいが佐幸です
◆18禁


お気をつけ下さい。














いつもは
破廉恥でござるー!!
とか叫ぶ旦那は…

「政宗殿ぉ…」

「Oh…。積極的だなぁ?真田幸村?」

「えへへぇ…」

「いいぜ?来いよ…」

酔っ払うと酷いキス魔になります

「んー…」

「ちょっと待ったぁぁ!!」

独眼竜にキスしようとした旦那を
ギリギリの所で引き剥がす

「Ah?何だよ。いいとこなのに…」

「そうれござるぅ…。邪魔をするれないぃ…」

独眼竜は楽しそうな嫌みな顔で笑う
舌の回ってない旦那はジタバタと暴れる

「はぁぁぁ…」

俺様は深い溜め息をついてから
独眼竜を睨みつけて言う

「独眼竜の旦那…。また酒飲ませたでしょう?うちの旦那で遊ばないでもらいたいんだけど」

「Ha!!別にてめーのもんじゃねーだろ?」

「旦那は俺様のものだよ。わかったら手出さないでもらいたいんだけど?大体、あんた相手がいるだろ?」

「お堅いねぇ…。ちょっとしたjokeだろ?」

「あんたにとっては冗談でも、こっちにとっちゃ大問題なんだよ」
バチバチと火花を散らしていると
俺様の腕の中にいた筈の旦那がいつの間にか抜け出していて
なぜかジッとこちらを見ていた
その目は明らかに据わっている

「だ、旦那…?」

「そう怒るれない…佐助ぇ!!今日はパァーっと行えと親方様が申されたのら!!らから、楽しくやらねばならないのらぁ!!」

わかっらか!?
と指を指される

なんとなぁく腑に落ちないながらも

「はいはい…。わかりましたよぉ…」

と返事をすると

「うむ!!良い返事ら!!」

と言った旦那は

チュッ

と急に俺様の唇に接吻した


急過ぎて反応すら起こせなかった

「Hyu-♪見せ付けてくれるじゃねぇか?」

そんな独眼竜の言葉に
やっと何が起こったのかを理解した俺様は
カーッと真っ赤になって

「ちょ、だ、旦那!!こっち来て!!」

と旦那の腕を掴んだ

後ろで

「ごゆっくり〜♪」

という独眼竜に

「好きなだけ飲んでって!!後片付けは俺様がするから」

と口早に言うと
その部屋を後にした

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