仁王柳生
仁王柳生になりきり100の質問 〜後編〜※
51，貴方は受け？攻め？
『……受けですね』
「攻めじゃ」
52，どうしてそう決まったの？
『無理矢理ですが』
「あ〜…、俺がずっと比呂を抱きたかったから…？」
53，その状況に満足してる？
『満足も何も、そんなこと考えたこともありませんでしたからね。雅治がしたいというならそれで構いません』
「比呂をたくさん味わえるけぇ、満足しとる」
54，初エッチはどこで？
『仁王くんの部屋…でしたね』
「俺ん部屋。おあつらえ向きに、家族全員家にいなかったんじゃ」
55，その時の感想を…
『最悪でした』
「もう何が何だか覚えてない。嬉しくて哀しくて苦しくて、愛おしくて憎かった」
56，その時、相手はどんな様子でした？
『手負いの獣、のようでした』
「驚いて泣いて怒っとった」
57，初夜の朝、最初の言葉は？
『〈これがあなたのしたかったことですか?〉』
「〈謝らん〉、」
58，エッチは週に何回くらいする？
『一、二回…ですか』
「そんくらいじゃの」
59，理想は週に何回？
『今のままで』
「三〜四回」
『無理です。私の体壊す気ですか』
「ちぇっ…」
60，どんなエッチなの？
『普通では？』
「ラブラブじゃ〜」
『それはどうでしょうね』
61，自分が一番感じるのはどこ？
『また嫌な質問ですね…。耳、じゃないですか？』
「そりゃちん」
『次の質問いってください』
62，相手が一番感じているのはどこ？
『知りません』
「比呂は昔から体が敏感でのー。耳元で〈比呂、好きじゃ〉っちゅーと」
『それ以上言ったら嫌いになりますよ』
「すんませんでした」
63，エッチの時の相手を一言で言うと？
『いかがわしい』
「ピヨッ！？なんじゃそりゃ！比呂はすっごい綺麗で格好いい。俺のお兄様だからの」
64，エッチははっきり言って好き？嫌い？
『嫌いならしませんよ』
「好き。比呂とすると心も体もキモチイイ」
65，普段どんなシチュエーションでエッチするの？
『普通です』
「普通です、はい」
66，やってみたいシチュエーションは？(場所、時間、コスチューム等)
『特にありません』
「あるっちゃあるけど…血の雨が降りそうじゃ」
67，シャワーはエッチの前？後？
『前と後』
「まちまち。比呂が一緒に入ってくれるんならいつでも入るぜよ」
『御免被ります』
68，エッチの時の二人の約束ってある？
『特にないですが…。無理矢理はしないことですか』
「肝に命じます…」
69，相手以外とエッチしたことはある？
『ありません』
「…ある」
70，「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成？反対？
『一概には言えませんが、反対ですね。体だけ手に入ったとしても虚しいだけでしょう』
「気持ちは分かる、な。どうしても心が自分だけのもんにならんなら、体だけでも繋ぎとめておきたいっちゅー気持ちは」
71，相手が悪者に強姦されてしまいました！どうする？
『そんな無謀な人いるんですか？まあもしそうなったのなら、雅治を慰めて相手にそれなりの報復をします』
「男らしいのう。惚れ直しそうじゃ。俺なら生まれてきたことを後悔するくらい苦しませてから、殺す。あ〜…でも比呂の体に触ったと思ったら、うっかりすぐに殺してしまいそうじゃ」
『身内に犯罪者はいりませんよ』
「要はバレなきゃいーんじゃろ?」
『まあ…そうですが』
72，エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち？
『後です』
「別に恥ずかしくないぜよ」
『あなたには羞恥心というものが無いんですか…』
73，親友が「今夜だけ、寂しいから…」とエッチを求めてきました。どうする？
『話を聞いて、必要なら朝までずっと一緒にいます。親友、なのでしょう?』
「多分、ヤる」
『……』
74，自分はエッチが巧いと思う？
『思いませんね』
「どうじゃろ。夢中になっとるから、比呂には自信ないのう。どうじゃ？」
『聞かないで下さい』
75，相手はエッチが巧い？
『まあ…巧いのでは?』
「巧いっつーより天然？」
76，エッチ中に相手に言ってほしい言葉は？
『〈好き〉。想いがないのなら、行為をする意味もありませんから』
「名前呼んでほしいのう」
77，エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの？
『本能を剥き出しにした表情。隠されるよりよっぽどましです』
「どんな顔も好き。俺にしか見せない顔じゃから」
78，恋人以外ともエッチしてもいいと思う？
『お互いがそれで同意しているのなら。私はしませんが』
「別にいいんじゃなか？俺も比呂以外とはもうせんよ」
79，ＳＭとかに興味はある？
『無いです』
「ないデスネ」
80，相手が突然身体を求めてこなくなったらどうする？
『暫く様子を見てから、相手に直接理由を聞きます』
「問い詰める」
81，強姦をどう思いますか？
『男性として最も最低な行為ですね』
「おっしゃる通りです…」
82，エッチで一番つらいのは何？
『翌日の体調です。しつこいんですよ、あなたは』
「だって比呂が可愛いんじゃもん。俺はもっとしたいんを抑えるのが一番つらいのう」
『この性欲魔神が…っ!』
83，今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ？
『行為自体が既にスリリングですからね。まぁ放課後の部室…でしょうか？』
「部室？」
84，受けの側からエッチに誘ったことはある？
『ありません。向こうから勝手に盛って来ますから』
「ないのう。最中誘われっぱなしじゃけど」
85，その時の攻めの反応は？
『ないので何とも』
「比呂から誘われたらそりゃー喜ぶじゃろ。でも受け入れてくれてるだけでも、十分ぜよ」
86，攻めが強姦したことはある？
『むしろ初体験が強姦でしたね』
「ホント、すんませんでした…」
87，その時の受けの反応は？
『驚きました。雅治がそんなことを思っていたなんて、考えたこともありませんでしたし。終わったら一発殴ってやろうと思いましたよ』
「…殴られました」
88，「エッチの相手にするのなら…」という理想像はある？
『別にないですね。好きになった人が理想の相手では？』
「遊ぶんなら、後腐れがなくてセックスが上手い女」
『…はぁ』
89，相手は理想にかなってる？
『まぁ、そうですね』
「俺の理想は比呂じゃもん」
90，エッチに小道具を使う？
『使いません』
「使わん。俺以外が比呂に触れるんが嫌」
『じゃあ何で私に贈ったんですか…!』
「お茶目」
91，貴方の「はじめて」は何歳の時？
『14歳、ですか』
「12」
92，それは今の相手？
『大変不本意ですがそうです』
「…違いマス」
93，どこにキスされるのが一番好き？
『頬、でしょうか』
「唇」
94，どこにキスするのが一番好き？
『頬です。子供の頃を思い出すからかもしれませんね』
「体中全部。一番は…手？」
95，エッチ中に相手が一番喜ぶことは何？
『名前を呼んで、触れること』
「好きじゃっちゅーこと」
96，エッチの時、何を考えてる？
『他のことを考えてる余裕なんてくれませんよ』
『比呂のこと』
97，一晩に何回くらいやる？
『またですか…。二、三回、ですかね』
「足らんのう」
『だまらっしゃい』
98，エッチの時、服は自分で脱ぐ？脱がせてもらう？
『勝手に脱がされてます』
「自分で脱ぐ」
99，貴方にとってエッチとは？
『コミュニケーションの一つです』
「比呂を一番近くに感じられるコト」
100，相手に一言どうぞ
『あなたの気持ちを受け入れたからには、私も共犯です。共に地獄に堕ちて差し上げましょう』
「好きじゃ。死んでも離さん」
長文にお付き合い頂き、有難う御座いました。
2009．8・20
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
