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万華鏡
あとがき
『恋文』――この古風な呼び方と方法は、きっと今はもうほとんど使われることはないでしょう。
携帯電話やメールが普及した昨今では、手紙を書くことさえ滅多にありません。
けれど、お話の小道具としては恋文というのは、とても魅力的かつありがちなものですよね。あと桜の花も。
今回はあえてそれを使いました。

お話の舞台は大正〜昭和初期くらいをイメージしています。
ちなみに、本編には出てきませんでしたが、主人公の名前は、男性が相模惣太郎(さがみそうたろう)、女性が白石早緒(しらいしはやお)。……そう、あの相模遥一郎の両親の話だったりします(笑)。

遥一郎には、この両親のほかに堅物の兄・要(かなめ)がいますので、機会があればこの兄のお話も書きたいと思っています。

今回のお話は、皆さまに少しでも楽しんでいただけたでしょうか?


2007/2/3 水名月 拝.

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あきゅろす。
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