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オリーブの木の下で
あとがき
前作「ココ&空シリーズ@」と同時にアップした第2作。この2つのお話は、前後編と言っても過言ではありません。
ここでは、これからのココたちを暗示すると同時に、猫(飼われる側)と人間(飼う側)のお互いへの気持ちとそこにある微妙なズレを表現したつもりです。 

『猫目堂』シリーズもそうでしたが、私はただ動物が出てくる可愛くて優しい物語を書きたいわけではなく、そこに少しだけ現実と残酷と皮肉(これらの言葉は決して的確ではないかもしれませんが)を織り交ぜられたらな、と思っています。
この『オリーブの木の下で』は、それらがより鮮明に出ているのですが、果たして皆さまの目にはどう映るのでしょうか?

(初出 2005/6/30)



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あきゅろす。
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