猫目堂
あとがき
このお話は、朝の通勤途中に見たある風景がきっかけで生まれました。
自転車に乗った女子高生が、携帯電話に夢中になって信号無視をし、あやうく車にひかれそうになったのです。幸い車は急ブレーキで止まり、当の女子高生は何も気付かず走り去って行きましたが、傍らで見ている私でさえ肝を潰しました。
何にせよ、あの女の子と運転手さんに怪我がなくて良かったです。
そんなわけで、実はこのお話には、ひそかに「交通安全」の願いも込められていたりします。
（初出 2005/4/28）
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