Delusions ーshort storyー
Like a candy.(或菊)
或菊でちょっと甘酸っぱい感じのお話。乙女祖国ですw←
貴方と居るとドキドキして、幸せな気分になるんです。
これを例えるのならばそれはキャンディ。
そのキャンディは甘くて美味しくて、口に入れれば一気にドキドキが押し寄せてくる。
色も透き通って、キラキラしていて。
でもね、あまり食べ過ぎると舌が少し痺れるの。
そんな感じな、この気持ち。
「はい、あげる。」
「…これは?」
「キャンディさ!レモン色で可愛いだろう?」
貴方が私に下さったのは透き通った黄色のレモンキャンディ。
「あ、ありがとうございます…」
私はそれを食べてみた。
口内に広がるのは甘酸っぱいレモン。
「ねぇ、ちょっとくれないかい?」
「え?あ、あのもう食べ…」
私が言い終わるか言い終わらないかの内に貴方の唇が重なった。
「うん、美味しいね!」
貴方はぱっと笑った。
太陽みたいに。
「―――……!!」
私は貴方に抱きついた。
貴方は一瞬、ビックリした後に優しく私を抱き締めた。
この気持ちはまるでキャンディ。
甘くて美味しくて、味わいすぎれば貴方に痺れてしまうくらいに素敵な気持ち。
あとがき的な。
酔った勢いで甘いのです。
反省も後悔もしています。←
グレープフルーツのキャンディをなめてた時に思い付きました。
柑橘系はなめすぎると苦いか痺れるか…って、私だけじゃないですよね?ね?←
それでは!
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