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Delusions ーshort storyー
Meteor swarm (朝菊)







「見えますか?」
『こっちはまだ昼だよ。』
「そうでしたね。」


今日はここで流星群が一番見られる日。
部屋を暗くしてから、縁側に座って空を見上げる。


「あぁ、ほら。また流れましたよ。」
『だから見えないって。』
「そういえばそうでしたね。」


つい隣にいるような気がして話してしまう。


『俺も見たいな…。』
「それなら、今すぐにいらしてくださいよ。まだまだ時間はありますから。」


くすくすと笑いながら無理なお願いをしてみる。

こんなにも星が流れる夜。
1つぐらい無理なことを願ったっていい。


『じゃあ行ってみるかな。』
「無理はなさらないでくださいよ?」


こんこん


「おや…」

玄関から聞こえる戸を叩く音。

電気を付けて急いで玄関に出る。

「!!」
「『星見っけ。』」

こんなにも星が流れる夜。
1つぐらい無理なことを願ったって叶わないはずがない。










あとがき的な。

どうも!昨日は一切流星群が見れなかった椿 嶷蓮でございます!
しかも久しぶりにかいたからよーけ意味がわかりませんねwwwそれはいつも通りですが。←

んでは今日はこのへんで。


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あきゅろす。
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