BL小説 短編
モスキート☆
フラフラと真夏の空を飛んでいく、一匹の[蚊]がいた___
「はぁーーー・・」
と、大きなため息をついている少年、***が美術の授業を受けながら呟いた。
「なんでこんなことばっかりしなくちゃいけないんだよ・・・つまらん・・」
もっとほかに面白いことはないのか
と思いながらも決められたことを黙々と進めていく***
ふと何かを思いついたように窓の方へ視線を向けると、
蚊がいた
「まぁ そうだろうな、夏だし蚊もいるか」
でもなぜだ?なぜかアイツがきになる・・・
今していることも忘れてその蚊をジッとみつめていると、
急に現実に引き戻される声が響いた・・
「***さん!よそ見してないで授業に集中しなさい!」
うっせーなーと思いながら作業に戻ろうとしたそのとき、
ボフン!!
「!?」
突然***のまわりを飛んでいた蚊が人間の姿になり
***の上におちてきた・・
「こんにちは! マスター・・・」
いきなり喋りだしたと思ったら
急に倒れ込んできた蚊だった人間に、***は驚く
「な、何だコイツっ!?」
続く・・・かも♪
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