ふらい
1-4
「いっでぇ〜!」
目を覚ました瞬間から、
右腕と左足から激痛が走った。
「なんなんだよ!もう!」
右腕をちらりと見れば、赤く染まっている・・・。
「だ、誰か・・・、助けて・・・」
ガサッ!
何?今の音?
今度は何?
目の前の林の中から物音が聞こえた。
痛みと恐怖で、もう声が出ない。
「グルルルゥ」
のっそりと木々の間から姿を現したのは、
顔は虎、
ライオンの様なたてがみ、
ワニの様な尻尾をした猛獣だった!
「ムリ!ムリ!
もうキャパ超えてるから!!」
ツッコミ入れてる場合じゃないだろ!俺!!
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